登記について相談・依頼する司法書士はどうやって探せばよいですか?

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登記について相談・依頼する司法書士はどうやって探せばよいですか?

1 登記と司法書士

不動産を売買するときや相続が発生したとき、起業して会社を設立するときなどには、法務局での登記が必要になります。

登記の手続きは複雑であるため、ご自分で行おうとするとスムーズに手続きを進められなかったり、手続き自体が大きな負担になってしまったりするおそれがあります。

登記が必要になった場合には司法書士に相談・依頼することをおすすめします。

司法書士は登記の専門家ですので、スムーズかつ適切に手続きを進めることができます。

では、登記を依頼する司法書士はどのように探すのがよいのでしょうか。

2 インターネットで検索する

第一は、インターネットで検索する方法です。

インターネットで探す場合、主に二つの種類のサイトから探すことができます。

⑴ 司法書士のポータルサイト

司法書士の情報をまとめたサイト(ポータルサイト)には、数多くの司法書士の情報が掲載されています。

また、地域別の司法書士が紹介されているため、例えばご自分がお住まいの地域の司法書士を探すことができます。

さらに、事務所についての簡単な紹介や連絡先等も掲載されているため、ポータルサイトで見つけた司法書士に直接問合せをすることもできます。

⑵ 司法書士事務所のホームページ

今日では、自分の事務所のホームページを持っている司法書士は少なくありません。

相談までの流れや依頼する場合の費用、依頼してから登記が終わるまでの見通しなどについてホームページで紹介している事務所もあるため、ご自分の希望に合った司法書士を探す際には大きな助けになるかと思います。

また、司法書士の自己紹介が掲載されている場合、その人柄などについてもうかがい知ることができるため、相談・依頼する司法書士を選ぶ際の参考になるはずです。

3 知人からの紹介

ご家族・ご友人やその知人の中に司法書士がいる場合、その事務所に登記を依頼するのも方法の一つです。

知人からの紹介であれば、安心して登記を任せることができるかと思います。

反面、知人から紹介を受けてしまうと、途中で依頼を断りづらくなってしまうというデメリットもありえます。

また、知人から紹介を受ける場合でも、その司法書士がどういった業務を得意としており、どれくらいの費用感や期間で登記の依頼を受けてくれるのかという点については、あらかじめ確認しておくべきです。

4 不動産業者・金融機関からの紹介

例えば銀行や信用金庫などから住宅ローンを借りてマイホームを新築し、所有権保存登記、抵当権設定登記などを行う場合、不動産業者や金融機関から司法書士を紹介されることがあります。

このようなケースでは、不動産業者や金融機関から紹介された司法書士に登記を任せるのも一つの方法です。